舞台「櫻の園」を10倍?楽しむ方法

6/24に初日を迎え、この土日でそれぞれ千秋楽を向かえる舞台「櫻の園」。
会場に足を運ぶ理由は様々だとは思います。
でも、せっかくなので、舞台を観ることを楽しんでいただきたいと思います。
なので、広告には載っていないちょっとした予備知識をお教えします。
 
※以下ネタバレを含みますので、ご注意ください。
 
【キャストと配役・3年生】

櫻の園役名 桜の園配役 キャスト
志水 由布 ドゥニャーシャ 佐藤寛子
倉田 知世子 ラネフスカヤ 中村映里子
杉山 紀子 ヤーシャ 青谷優衣
久保田 麻紀 ロバーヒン 長谷川桃 能登まり子
大町 真由美 エピホードフ 飯塚由衣 萩原紀子
戸田 麗子 ガーエフ ★かりん ●松倉美紗
平井 和代 ピシーチク ★川尻真紀 市川葵
河合 喜美子 シャルロッタ ★鈴木オルガ ●琴あやの
井上 志摩子 アーニャ ★松永裕子 赤坂さなえ
中野 敦子 ヴァーリャ 諸塚香奈実 ●仲原舞
藤城 千晶 フィールズ 児玉絹世 本間理紗
木村 環 トロフィーモフ 小池唯

(↑間違ってたら・・・ごめんなさい。)
 
参照:チェーホフ作「桜の園」ウィキペディア

 
【ストーリー】
櫻華学園高校演劇部では、毎春、創立記念日チェーホフの「櫻の園」を上演することが伝統となっていた。
上演の朝、しっかり者の演劇部部長・由布子はいきなりパーマをかけて登校してくる。
部員達は驚きを隠せなかったが、さらに前日、部員の一人が他校の生徒とタバコを吸って補導されたというニュースが部員の間に駆け巡る。
それによって、公演は中止になりかけるのだが、顧問の里美先生のけんめいな説得によってなんとか丸く納まった。
男役として人気の知世子は、今年は女主人ラネフスカヤを演じることになっていたが、初めての女役に自信を持てない知世子を、由布子は優しく励まし、そんな二人の間に友情をこえる感情が芽生えていた。
そして、二人の姿を偶然物かげから見てしまう紀子も由布子に好意を持っていた。
着々と準備は進み、開幕のベルが鳴る。
 
 
【私的見所】
主演の中で、最も台詞が少なく、気持ちをストレートに伝えることができない杉山紀子を青谷優衣がどう演じているかを観て欲しい。
杉山紀子の言動はどのような気持ちで行っているのか、そこを彼女の演技から感じて欲しいです。
そして、他の3年生がフリー演技で見せる小ネタもw
 
【余談】
1990年に作られた映画「櫻の園」とは、劇中の「桜の園」での配役が一部変わっています。
それぞれの役の持つものが、この配役に何か因果関係があるかどうかは、ご想像にお任せします。